FOR DAVOS
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きょうあすあさって、三百六十五度 絹のこども、麻のひと しんとした優しさに 影絵は眼にはりつく 文鳥はきよらかに鳴く あの旅人をやすませてやりたい うつくしく行儀の良いひとたち 濃い野生たちの物語 幸福なサスペンス 愛してなくては愛せない 一度夢の中でお会いした 叙情と手拍子 逆上がりの世界 なんとも温い 神様の吊り橋 あなたも泣いてるってせめて思い込むことにする 誰のためにも死にたくない 夕暮れには抱擁を 永遠に見える 七億光年先の恋人 きっと手と手で教えてやれたこと
きみと昼寝がしてみたい 猫、毛がびっしり 大きく食べる なんだかそしたらどうでもよくなくない 来世からのパスポート 愚図でもいいよ プールの底でひかっている 一切を箒で払います そうして今日からも逃げだして あたし行かないわ、どこにもだよ だれかが望んでくれるのなら、そうしたら私、よろこんで言う あなたのおすすめ ところでどこに行ったんだろう この欠片こそが愛しいんです 夜の鷹をさがして 泣いた赤福 きみの言葉を聞かないまま 純朴な男娼 システムキチンと塩 南の戦線 土星がおちた あたし幸福になるよ、きっとよ 12月まで待ってなんかいられなかった こころで繋ぐ光ファイバー 微苦笑ってこんちくしょうって響きに似てる いつもいつも考えている 二流じゃだめだ 悲しいことなどなんもなかった 魂にふれさせてくれたこと あんたは何を食べて生きてるの あっちの空は真っ黒で、こっちの海は、赤焼けで 極彩色のにわとり 今日は炎のおまつりだ 波がね、あっちの方にだね、何でもかんでも攫ってだね 真っ白くて怖い神様 つんつるてんの古泉くん うつくしく上品な何かに この世にはコンビニしかないみたいだった わたしと上手に息をする ダンス、それからまた、ダンス
わたしはなして、なして 歯の根も噛み合わぬ貧しさだ 何故だ実写化 星座たちのうそつき みどりの蔓がそう言ったのさ ももひとつあまり 重装備だおじいちゃん あなたのザイルは何度でも結ばれるから さびしいって言って らうらうと雨、吹く それは石ころではありません あまっからくて愛しいやつ 明後日に村の端っこで わたし明日には婿にいくから そうして千年幸福になると言って 生糸を織るように、その手をあたためるように さかなの星 どんぶり勘定の日々 心臓が今朝、作動する 図面にあなたの中身を描けたら 谷間にすむ者 禍にのまれてゆく ホオジロザメがとおります 荒城の牛 踏切台からとんで、とんで 遊里とじゃりんこ 小説のようには上手くは行かぬ 放蕩の風景 田舎は葬送 こおろぎ君が見てる 外国の海に父がいってしまったこと きゅうりとなすびに乗っかっちゃって 俺があんよになってやる 明後日まではさようなら 今すぐ抱えてかえる 平行線を磁石で呼べたら 羊を100匹持って寝かしつけにいく 七時間戦争
死なない言葉は説教臭い あたし生きてるし料理も上手だし 麦芽はいいね コオロギみたいに有名になりたい 夜ばい日和 西向くラスト侍 イージーな子 拙者ガールズが好きだ オイディプスだって何とかやってる 私の商売紙切り虫 九歳ですよ じょうろから溢れる有色 お母さんて呼ぶことに決めた こういう生き方が怖いんだったら あなたとあの子の値札 父の恋人は郵便屋さん 十一ヶ月間の絶交 彼女がフロイトにはまって大変だった時の話 教授とタクシー 星屑になった同級生 封筒も震える朗報 石鹸でホッケーする 王冠は地図の上に置いて 睡蓮は波紋のやうに 言語の通じないトーク・トゥ・ヒム 魚に会いたい日曜日 路傍のバラバラ殺人事件 声の出せないリンダリンダ わたしはそういう風に愛している 砂漠に逃げたカラスいっぴき 大陸が夕焼けていく 川縁の親子は影になり 水が流れます オアシスはお前の中にある
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